舟を編む~一つの仕事に一生を捧げる幸せ~

舟を編む (光文社文庫)

最近見た映画『船を編む』、『三浦しをん』の小説の映画化ですね。
松田龍平、宮崎あおいが出演しています。

舟を編む 通常版 [DVD]

自分は松田龍平が好きなもんで見たわけですが、その他オダギリジョーやら鶴見辰吾やら、脇役に素晴らしいキャストが揃っていました。

特にオダギリジョー、加藤剛の二人には泣かされました。

オダギリジョーは多分最後の方だけ見たら、チャランポランとした男だなあ、くらいしか思わないのではないだろうか。
最初から見ていることで、その人物の奥行が出て、流石という感じですねえ。

加藤剛はどっかで見たことあるなあ、という俳優でしたが、彼の言葉に対する情熱が最後まで変わらない姿を見ていると『幸福』とは何なのかを教えられたように思いました。

この作品(小説は未読)の魅力としては、職人的な仕事が挙げられるのではないかと思います。一生を捧げて何十年もかけて一つの作品を作る。そういうところに共感する人が大勢いるのではないかと思います。
いやあ、面白かったです。

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